新しい論文を発表しました
Post date: Apr 13, 2015 1:01:29 AM
岩手県での、長期にわたるマツタケの子実体発生と環境要因(温度や降水量など)の測定を行った結果の結果をまとめたものが、論文となりました。
岩手県林業技術センターとの共同研究の成果です。
論文では、長期にわたってマツタケの発生場所と発生量を記録し、マツタケ菌糸が生育しているシロの年次伸長量や、その拡大の仕方を統計的に解析しています。また、子実体発生と環境要因の関係についても考察しています。
結果として、温度がシロの拡大に最も寄与しており、そのことが子実体発生量に影響している、ということが分かりました。
ありそうで、意外とまとまったデータを解析した論文があまりなかったので、多くの人の参考になる論文になったのではないかと思います。
掲載ページはこちらになります。
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1754504815000082
PDFが必要な方がいらっしゃれば、ご連絡いただければお送り致します。